玉 征夫 展
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玉 征夫 展 「事変 2020」
1.13(Mon) – 1.25(Sat) 2020 Closed on Sunday
PM12:00~PM7:00 (Last Day PM5:00
プロフィール
玉 征夫 Tama Ikuo
私は過去、現在、未来を往来する表現を絵画でできないかと模索している。それは記憶をつなぐ
時間のようなものだろうか。
1944年生まれの私は、焼け跡の残る戦後の光景が原風景になっていて、戦争が、また起きるので
はないかという意識が漠然とある。近年の作品のほとんどは「事変の夜」と題したものである。
それは、父の関わった事変と現在を重ねたものだが、私の中では妙におさまっている。絵のドレス
の女性について問われるが、どの答えも適当でなく、観る方の自由に任せている。私の描きたいのは、
女性の後ろの見えないところにあるので、 "言葉で表現できない茫漠としたもの" と言うしかない。
1944 岐阜県高山市生まれ
[主な個展]
1982 ~ '12 画廊春秋 (東京), 村松画廊 (東京), 真木画廊 (東京), Atelier Meidsem (パリ),
1982 ~ '12 J2 GALLERY (東京), ギャラリー宏地 (東京), 中野画廊アヴェニュー (東京) 他
2003 ~ '19 SPC GALLERY (東京)
2016 GALLERY UNICORN (川越)
2018 わたなべ画廊 (飯能)
[主なグループ展]
1992 第5回アクリラート展 目黒美術館 (東京)
2012 画廊の系譜 「浅川コレクションと1960~80年代日本の美術」 足利市立美術館 (足利)
2012 ~' 19 HOLONIC 「個と全体の調和を図る」 GALLERY UNICORN (川越)
2016 「連画のいざない」 足利市立美術館 特別展示室 (足利)
2016 Take the A line (on the Incident) SPC GALLERY (東京)
2017 玉手箱のある絵画展 -境界を越えて- MeiPAM 1&2 (小豆島)
2019 Incident Night SPC GALLERY (東京)
2019 浅川コレクションの世界「創造へともなう眼」足利市立美術館 (足利)
[パブリックコレクション] パリ国立図書館, 足利市立美術館
作品タイトル
「残像・事変の夜20-1」 油彩・キャンバス F100 2020
「残像・事変の夜20-2」 油彩・キャンバス S60 2020
「残像・事変の夜19-5」 油彩・キャンバス F15 2019
「残像・事変の夜19-6」 油彩・キャンバス F15 2019
「残像・事変の夜19-7」 油彩・キャンバス F15 2019
「木彫習作・事変の夜」 樟・椹 2019