玉 征夫 高島芳幸 永倉知美 展


5.9(Mon) – 5.21(Sat) 2016 

PM12:00PM7:00 (Last Day PM5:00) 

Closed on Sunday







Dogma of SPIRIT PRODUCTS 2016  Produced by Tomohide Nagakura

玉征夫 高島芳幸 永倉知美 展

Take the A line (on the Incident)


開催日程
2016年5月9日(Mon) ~ 5月21日(Sat) PM12:00~PM7:00 Closed on Sunday


玉 征夫 「事変の夜」 2016 / Oil on Canvas F20, F0 / 平面

「事変の夜」 玉 征夫  < 作家プロフィール >

この作品のきっかけは、19世紀のパリの上流社会で流行した下着の図版を見たことであった。それはクリノリンと言い、馬の毛や鯨の髭、針金などで制作した提灯の骨組みのようなものである。
私はこのクリノリンをベースに女性とおぼしき人型を描いて見た。やはり戦前、戦中の夜会を連想させる絵になってしまった。もっとも生身の人間ではなく、人形のイメージで描いたつもりだが、どう見えるだろうか。タイトルを「事変の夜」としたのは、日華事変の頃、父が兵士として満州にいたことと無縁ではない。変わり始めた昨今の空気に、少なからぬ不安を感じているからである。私の同年代の作家によれば、今は戦時中と言う。私も同感である。いささかクリノリンの描き始めから脱線したが、良しとしよう。 2016. 05. 08



高島 芳幸 M.D.U.S. Art Project 11「関係 May. 2016 in SPC GALLERY / あるいはSPC GALLERYの南と西の壁 / 床を象山地下壕のズリとゴム糸で確認する」/ 火成岩 (石英緑閃岩など), ゴム糸, ピン, 他 / インスタレーション

M.D.U.S. Art Project  高島 芳幸  < 作家プロフィール >

日本は、敗戦濃厚な第2次世界大戦の末期、当時の軍部が中心となって、天皇・皇后、大本営、政府機関を長野県松代一帯の岩盤の強固な地下に移す計画を立てます。1944年11月11日の初めての発破工事から1945年の8月までの9ヶ月に渡って、多くの朝鮮人や日本人約1万人の過酷な労働によって象山地下壕の建設が続けられました。地下壕の総距離は約10㎞になります。
M.D.U.S. Art Project (Matushiro Daihonei Underground Sherter A.P) とは、日本各地の建築物や自然の中の空間を、象山地下壕建設工事で掘り出された岩石 (ズリ) などで確認し、象山地下壕から現在の日本を見ていくプロジェクトです。 2016. 05. 27 現在
 



永倉 知美 Diva on the Incident 2016 / レディメイド, ミクストメディア / 立体・インスタレーション


「展覧会 “Take the A line (on the Incident)” の趣旨」 永倉 知美  < 作家プロフィール >

今展DM にある小さな4桁の数字にお気付のことと思う。 実は参加作家3名の生誕年であるが、ちょうど9年毎の差があり、またこの9年毎の延長線を辿ると奇しくも2016年、今年に至る。云うなれば風水にある二黒土星の年なのだが、数字に意図したところは、戦中に始まる年代毎のそれぞれの幼少の頃の景色の違いであり、また戦後(被曝)70年超となる歴史であり、そして現在である。
展覧会名を直訳すると「(事変の上に) A ラインを取る」となるが、事変は婉曲(えんきょく)的には戦争なのであり、ウェディングドレス等に見られるAラインとは、祝福でありまた無垢である。この意味は、戦争を祝福することの真逆であることは云うまでもない。
「私もシャルリーだ」と、ここに宣言しておこう( je suis charlie で検索 )。 2016. 05. 08