後啓子 x 小林恒夫 展

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精神産物構想 2020 10+1th SPIRIT PRODUCTS 展

THE FINAL CHAPTER


後 啓子 x 小林 恒夫  
「もっと"CHAOS"を...」 


2.10(Mon) – 2.22(Sat) 2020 Closed on Sunday
PM12:00~PM7:00 (Last Day PM5:00)
 

 

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後 啓子 《 もっと"CHAOS"を... 》  ミクストメディア / インスタレーション
 



 

 

 

 

 
小林 恒夫 《 もっと"CHAOS"を... 》  ミクストメディア (遺作) / インスタレーション (SPC監修責任)




Post-report Collection 2019  再掲載日: 2022/02/22

 




" 10th SPIRIT PRODUCTS  展 " 事後報告集 


スピリットプロダクツ株式会社 2020年2月22日発行 より。

なおこの報告集は、現在も SPC GALLERY にて無料配布中です。


再掲載日: 2022/02/22



小林 恒夫 (1950-2019)

 

SPIRIT PRODUCTS CONCEPTION 2019 10th SPIRIT PRODUCTS 展

SPC展 チャプター1  SPC展 チャプター2   稲葉有美 x 小林恒夫


SPC展 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015

    2016-1 2016-2 

    2017-1 2017-2 2017-3 2017-4

    2018-1 2018-2





以下、後 啓子 x 小林 恒夫 展 2.10(Mon) – 2.22(Sat) 2020

プロフィール

指標                      後 啓子


10年程前、アーチストセンター展の搬出のとき、小林氏に「来年もやりましょう」と声をかけたら、「生きていたらな」と答えがかえってきた。私は驚き、かえす言葉がなかった。その年の彼の作品は、ルーブルのエジプト館から刺激をうけたという棺のようなもので、大きな黒い箱の内側は明るい “ムラサキイロ” だった。それは何かを葬るというよりは、ときはなつための装置に思え、私はその作品がとても好きだった。入口をふさぐように置かれ、他の作家から顰蹙を買うことがあっても彼は動じなかった。

小林氏とは何度か一緒に企画展を開いた。その都度、彼は自分の作品の位置にまずこだわり、人選にもとてもこだわった。男性の作家に垣間みえる権威や名声への憧憬もなく、自分の作品や他人の作品もあまり多くをかたらなかった。でも彼が視せようとしていたものは、霧のような不安のなかの “カオス” をともなう、人類への警鐘のように思える。今となっては聞くすべもないが …

作品をつくっている私の背後で、「もっと “カオス” を」と、肩をたたこうとする気配を感じることがある。                2019年12月28日 (USHIRO Keiko)

 
 
啓子 (USHIRO Keiko) Profile


1969     村松画廊 個展

19701999   田村 真木画廊 個展 グループ展等 多数

1976     無所属美術家会議 参加

1979~    現代アーチストセンター展 出品 他企画担当

19911995   名栗湖国際美術展 参加

1995~    溌光彩展 企画

1996     トラッシュライブ ’97  参加

1998     トラッシュライブ ’98 in 西新宿 参加

1999     東京都美術館 Vibrant Soul展 企画

2000     キアリ 個展

2001     越境する女たち21展 参加

        現代アーチストセンター展

2002     キアリ 個展

2003     現代アーチストセンター展

2004     SPCギャラリー 個展

2005     SPCギャラリー 個展

2007     現代アーチストセンター展

2008     現代アーチストセンター展

2009     SPCギャラリー 2人展

        現代アーチストセンター展

2010     SPCギャラリー 2人展

2011     SPCギャラリー 個展

2012     SPCギャラリー 3人展

2013     現代アーチストセンター展

                          SPC2013

        SPCギャラリー 2人展

2014                  SPC2014

        現代アーチストセンター展

2015     SPCギャラリー 2人展

                          SPC2015

2016     現代アーチストセンター展

                          SPC2016

2017     SPCギャラリー 個展

        現代アーチストセンター展

2018                  SPC2018

 





小林 恒夫 (KOBAYASHI Tsuneo) PROFILE


1950  東京都出身
1971  日大芸術学部デザイン科授業料未納除籍中退

1975  最初の個展
2019  食道癌のため逝去


個展

1975   藍画廊
1994   真木画廊
2012   SPC GALLERY


小林恒夫 鮎沢雅人「解放された鋳造物」展

1987     小野画廊
88-93   真木・田村画廊


グループ展

91-08  名栗湖 館山 等、野外展参加 
    千葉県立美術館
    溌光彩展
    トラッシュライブ
    現代アーチストセンター展 等

2009  SPIRIT PRODUCTS 展 SPC GALLERY
    現代アーチストセンター展 東京都美術館
2010  上坂公輔 x 小林恒夫 SPC GALLERY
2011  伊東直昭 小林恒夫 島村宗充 展 SPC GALLERY
2013  現代アーチストセンター展 東京都美術館
    精神産物構想2013 SPC GALLERY
    後 啓子 x 小林 恒夫展 SPC GALLERY
2014  精神産物構想2014 SPC GALLERY
    現代アーチストセンター展 東京都美術館
    小林 恒夫 x 竹内 博 展 SPC GALLERY
2015  沸き立つもの 展 ギャラリー KINGYO
    坂内美和子 x 小林恒夫 展 SPC GALLERY
    精神産物構想2015 SPC GALLERY
2016  現代アーチストセンター展 東京都美術館
    精神産物構想2016 SPC GALLERY
    稲葉有美 x 小林恒雄 展 SPC GALLERY
2017  (CHAOS IN RUSH)z 2017 / 現代アーチストセンター展 東京都美術館
    Kabuto-chou Medicine G4 Vol.1 SPC GALLERY
    稲葉有美 x 小林恒夫 展 SPC GALLERY