島村 宗充 展
島村 宗充 展
時間と空間のオデッセイ・第2部
このたびは、2004年の個展「時間と空間のオデッセイ」で発表した作品の、
プラン・ドローイングや試作、それと、
会期中に行われた朗読イベントで使用したテキストを、
ビジュアル作品化したものを中心に、新作絵画も交えた展示をします。
ぜひご高覧ください。 島村宗充
時間と空間のオデッセイ・第2部
このたびは、2004年の個展「時間と空間のオデッセイ」で発表した作品の、
プラン・ドローイングや試作、それと、
会期中に行われた朗読イベントで使用したテキストを、
ビジュアル作品化したものを中心に、新作絵画も交えた展示をします。
ぜひご高覧ください。 島村宗充
SPC & TSUKUHAE PRESENTS
三原作品の特徴は、色分解によるリトグラフである。4版であれば、
4色の描き分けが必要なことから、かなりの根気と手業を必要とする。
この技法は、現在のような写真製版のない時代、
手作業で色分解を行っていたものと同様である。
彼がこの技法を選んだのは、彼の好むノスタルジックな世界と無縁ではない。
失われた時代の古びた工房で、彼が楽しそうに制作している姿を想像する。
リトグラフラボ・ツクハエ 玉征夫
会期中、4Fの工房が見学できます。
制作体験(有料)を希望される方はお申し出ください。
作家HP
「天 開く」どこから来て どこへ行くのか 伊藤 七男
4~5年前に田舎へ帰って古い絵を整理していたとき、どうしても気になる作品を集めて那須のアトリエに持ち帰った。昨年、その倉庫にしていた家が火事になり持ち帰った作品以外は全て灰となった。そして持ち帰ったものだけが現在手元に残っている。
今回、DMに使った父親のデッサンは大学時代に帰省したとき描いたものだ。父親は今から24年前75歳で亡くなった。人智学では、人間が生きていた時間の中で睡眠していた時間の長さだけ、この世に想いが留まるということを読んだ。およそ人生の三分の一がその時間だろう。父親のデッサンを見ていて、そろそろ父親もこの世に未練が無くなり、次の世界へ旅立つのだろうと思った。今回の展覧会は、それを第一のテーマとして「天 開く」とした。
つぎに、古い作品から自分自身と関わりのある人物画を展示してみることにした。どの作品も制作当時、完成しなくて苦戦した。その時は,どの様に進めれば良いのか判らなくなり途中で投げ出した形になっていたが、今改めて観てみると当時の心境が良く出ていて、意味のない作品ではないと思える。作品を観て感じたことは、作品というものは自分の意識されない性質を好むとか好まざるに関わらず表出するものだ。人は自分を変えることが基本的には出来ない。自分自身は変ったと思っていても、他人から見ると何も変わっていないのである。つまらない自己抑制をしてみても本質は変えられないのだから、自分で枠を作らず好きなように表現してみたい。この限られた自分の世界を受容して前に進んでいくしか方向性は無いといえる。
さいごに、自分が現在気になる今後の展開を探って、この個展の全体像を表してみた。「どこから来て どこへ行くのか」ゴーギャンも探っていたこのテーマは人類にとって永遠の課題となる。絶えず人類はこの問い掛けを確認しなければならない。私自身もこの課題は重要なもので、生きている限り避けて通れないものだ。
私はどこへ行くのか、その行く末はわからないが、ここに展示したモノがこの次の道しるべとなるだろう。
平成18年8月吉日
【出品作家】
伊藤 知宏 / 島村 宗充 / 高島 芳幸 / 武内カズノリ / 津野 元子
/ 永倉 知美 / 米谷 栄一 / 宮崎 まさみ / 山本 伸樹 / 横田 麻里
スクリブル/スクリプト/ストローク
ここ「プレビューガーデン」のために作ったこの作品は
以前ギャラリー・パレルゴンで行った個展の作品 (写真+ドローイング)
及び SPCギャラリーのオープン前にこのビルで行われた
グループ展『 Double Dimension 2001 』の際
地下室に出展した作品 (連続投写式スライドプロジェクターによる映像)
と共通する二つのモチーフ──家の形とスクリブルの線──を要素とする。
左・中央・右の三面の映像は、どれも一定の時間で
同じ内容が繰り返されるようになっている。
ただし繰り返しの単位時間の長さはそれぞれ異なり、何らかのタイミングで
画面どうしが同期したり同調したりすることがねらいなのではない。
変化する画面のどの局面を見てもらったか、また見てもらった時間が
長かったか短かったかにかかわらず、同じようなクオリアを見た人に
生起させたいと意図したまでである。
増田直行
三面の映像(VHSビデオテープ 各30分)
2006年制作(協力:万城目純)
《 A DRAWING EXHIBITION 4 – Experimental For Unpainting –
《 Landscape Wall Painting 》-projectや《 A DRAWING EXHIBITION 》-project
で活躍する伊藤知宏の最新作品展。
“ギャラリー”の語源(その昔、回廊の壁に絵がかけられ、そこをギャラリーと呼んだ。)
どうり廊下を展示室として使用。日本橋で非絵画的な実験。
その場にあるものをリアルタイムにインプット&アウトプットし、
空間を支配した非・オールド・スクールのための
エクスペリメンタル・ミクスチャー・エキシビションを予定。
また、廊下にある3つのモニターで
過去の《 A DRAWING EXHIBITON 》1&2&3の映像を上映、鑑賞も可。
作家HP
補足:2018年10月 新規リマスター画像
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